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08/31  ペンギン・ハイウェイ。
森見 登美彦
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 660
(2012-11-22)

小学生ながらも非常に賢い事を自負するちょっと変わった少年アオヤマ君は、
身の回りで起こる不可思議な出来事を、ノートに記録して研究と探検に没頭していた。
街中に突然現れるペンギン。世界の果てまで続きそうな川の源流。いつもクラスで威張ってるスズキ君。
そしてある時、歯科医院の不思議なお姉さんの秘密についての研究に着手することを決めた、という話。

森見氏の「夜は短し歩けよ乙女」以来のファンタジー路線モノ。
何となく、少年とお姉さんがペンギンに導かれるまま全国津々浦々を
ヒッチハイクの旅にでるような話をイメージだったので見事に裏をかかれた気分だった。
子供の純粋な心がちょっとだけ大人になるような淡くて切ない成長ストーリーです。涙腺が。

舞台はいつもの京都ではなく、レゴブロックの様なカワイイ街が広がる郊外の街。
四畳半で悶々として自分への言い訳を繰り返してきた受け身な歴代の物語と違い、
純真であるが故のアオヤマ君のアクティブさ・頑固さは子供ならではの新鮮な印象。
少年というフィルターを通すことで、真理や感情が見事に表現されているのだと思う。

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    | author : すペ3 | category : book | comment : comments(0) |
    08/18  スポンサーサイト

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