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01/21  ジョーカー・ゲーム。
柳 広司
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 580
(2011-06-23)

戦時中の日本陸軍に密かに組織されたスパイ養成学校、通称・D機関。
軍隊に見を置きながらも「死ぬこと・殺すこと」を最悪の選択と言い放ち、
「見えない存在に徹すること」こそが諜報活動をする極意と説く、その戦術とは。
各話で時間軸や視点がオムニバス形式で変わる連作短編集。

時代背景や専門用語やらが意外とゴチャゴチャしてなくて、
スタイリッシュかつ奇妙奇天烈でミステリアスな推理小説だった。
見えない存在が平然とはびこる恐怖感と、平然とやってのける爽快感。
その生き様にシビれさせられた。

まず全員が神業的能力を持った凄腕のスパイであるという前提。
そして、中でも圧倒的な存在感を誇るのはD機関の頂点に君臨する結城中佐。
特筆すべきは、あえて多角的な視線で影に徹する結城中佐の輪郭を描く事により
逆にキャラクターを効果的に浮かび上がらせる事に成功している事だと思う。

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    | author : すペ3 | category : book | comment : comments(0) |
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