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    07/16  凍りのくじら。

    誰とでも仲が良く、どの輪にも行き来できる高校生の理帆子は、
    それでも自分の居場所が見つけられず、現実を達観し、孤独な日々を送っていた。
    そんな自分の特性に名付けたのは、敬愛する藤子F不二雄に擬えて、SF=少し・不在。
    消息不明の写真家の父。病床に臥す母。家族の援助を惜しまない松永氏。
    どうしょうもない元カレ。自分よりも頭が悪い友達。涼しげで飄々とした先輩。
    崩壊していく心とそれを照らす光を描いた青春小説。

    ドラえもんに騙されてはいけない。大人が読む子供と大人の話。
    常に仄暗い流氷の底を漂うような独特の息苦しさを感じるのは、
    とにかく高校生の日常に悲運を盛り込み過ぎた故の、不均衡さによると思う。
    ゆっくりと下降していく冷たいサスペンス。聞こえない心の叫び。

    辻村作品の世界観を彩る一つのピース。圧倒的な破壊力は無いけど、じんわりした読了感。
    言い訳や甘やかしや対人関係など自戒しなければと思った。

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      | author : すペ3 | category : book | comment : comments(0) |
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