不思議な出来事や些細な謎に直面した際に、
突如として現れる「市民サービス臨時出張所」を名乗る怪しい男。
名前の通りに銀縁メガネに時代錯誤な腕貫をした「いかにも」な風貌の役所職員は、
凄腕の安楽椅子探偵だった。…果たしてこれは夢か幻か?
オーソドックスな本格推理なシチュエーションは殆ど無いけれど、
お役所仕事的な杓子定規さ加減が、妙にミステリアスな味を出してて、
現実のようで現実でない不思議な世界観が表現されている。
この探偵役の微妙な立ち位置が安楽椅子モノの醍醐味の一つと言えよう。
久しぶりの西澤保彦だけど、ちょっと下世話な感じと、
苗字に気を取られる感じがどうにも肌に合わないのだよね。
鮮やかさというより丸め込まれてる感でイマヒトツ。











